はじめに
「広告を出したいけど、お金がかかりそうで不安…」 「Web広告とチラシ、どっちが効果的なんだろう?」
生徒募集のために広告を出したいけれど、費用対効果が分からず、踏み出せない先生も多いと思います。
確かに、広告にはお金がかかります。でも、正しく使えば、かけた費用以上の効果が得られます。大切なのは、「どの広告が、あなたの教室に合っているか」を知ることです。
この記事では、Web広告とチラシの費用対効果を比較し、どちらを選ぶべきか、分かりやすく解説します。
広告費用対効果の基本
まず、「費用対効果」とは何か、基本を押さえておきましょう。
費用対効果とは?
広告に使ったお金に対して、どれくらいの成果が得られたかを測る指標です。
例えば、チラシに5万円かけて、5人の生徒が入会したとします。
- 1人あたりの獲得費用:5万円 ÷ 5人 = 1万円
この「1万円」が、「生徒1人を獲得するのにかかった費用」です。
- 広告費:5万円
- 獲得生徒数:5人
- 1人あたり獲得費用:1万円
この1万円が安いか高いかは、月謝によります。
月謝8,000円なら、2ヶ月目で元が取れます。
チラシ広告の費用と効果
まずは、チラシから見ていきましょう。
チラシにかかる費用
- デザイン代:0円〜3万円(自分で作れば無料)
- 印刷代:1,000枚で1万円〜2万円
- ポスティング代:1,000枚で1万円〜2万円(自分で配れば無料)
合計:2万円〜7万円(1,000枚の場合)
チラシの反応率
チラシの一般的な反応率(問い合わせや体験レッスン申し込み)は、0.1%〜0.3%程度です。
つまり、1,000枚配って、1〜3件の問い合わせがあれば、平均的です。
そのうち、実際に入会するのは50%〜70%程度なので、1,000枚配って、1〜2人の入会が目安です。
チラシのメリット
- 地域を限定して配れる(教室から徒歩10分圏内など)
- 高齢者にも届く(ネットを使わない層)
- 手元に残るので、後で見返してもらえる
チラシのデメリット
- 反応率が低い
- 効果測定が難しい(どのチラシから問い合わせが来たか分かりにくい)
- 配る手間がかかる
Web広告の費用と効果
次に、Web広告を見ていきましょう。
Web広告の種類
音楽教室でよく使われるのは、以下の2つです。
Google広告(リスティング広告)
「○○市 ピアノ教室」と検索したときに、検索結果の上に表示される広告です。
Facebook/Instagram広告
FacebookやInstagramのタイムラインに表示される広告です。
Web広告にかかる費用
Web広告は、「クリック課金」が一般的です。広告がクリックされた回数分だけ、費用が発生します。
- Google広告:1クリック100円〜300円
- Facebook/Instagram広告:1クリック50円〜150円
月3万円〜10万円の予算が一般的です。
Web広告の反応率
Web広告の反応率は、広告の内容や設定によって大きく変わります。
一般的には、100クリックで1〜5件の問い合わせがあれば、良好です。
例えば、月5万円の予算でGoogle広告を出した場合
- 5万円 ÷ 200円(1クリック平均) = 250クリック
- 250クリック × 2%(問い合わせ率) = 5件の問い合わせ
- 5件 × 50%(入会率) = 2〜3人の入会
Web広告のメリット
- 効果測定がしやすい(何クリック、何件問い合わせ、など全部分かる)
- ターゲットを絞れる(地域、年齢、興味関心など)
- すぐに始められて、すぐに止められる
- 予算をコントロールしやすい
Web広告のデメリット
- 設定が難しい(初心者には複雑)
- 継続的に費用がかかる
- 競合が多いと、クリック単価が高くなる
チラシ vs Web広告:どちらを選ぶべき?
結局、どちらを選べばいいのでしょうか?
チラシが向いている教室
- 教室から徒歩圏内の生徒を集めたい
- 地域密着型の教室
- 高齢者(50代以上)をターゲットにしている
- 初期費用を抑えたい(自分で配る場合)
- ネットが苦手
Web広告が向いている教室
- 幅広い地域から生徒を集めたい
- オンラインレッスンも提供している
- 30代〜40代の保護者をターゲットにしている
- 効果測定をしっかりしたい
- ある程度の予算がある(月3万円以上)
両方やるのもアリ
予算に余裕があれば、チラシとWeb広告の両方をやるのが理想です。
例えば
- チラシ:教室から徒歩10分圏内に配る
- Web広告:それ以外の地域や、オンラインレッスン希望者向け
こうすることで、取りこぼしがなくなります。
費用対効果を高めるコツ
どちらの広告を選ぶにしても、費用対効果を高めるコツがあります。
コツ1:ターゲットを絞る
「誰でもOK」ではなく、「3歳〜小学生の子ども」「50代以上の大人」など、ターゲットを絞りましょう。
ターゲットが明確な方が、広告の反応率が上がります。
コツ2:キャッチコピーを工夫する
「生徒募集」ではなく、「3歳から始める楽しいピアノ教室」「駅から徒歩3分!通いやすい教室」など、具体的なキャッチコピーにしましょう。
コツ3:体験レッスンを前面に
いきなり「入会してください」ではなく、「無料体験レッスン受付中!」と、まずは体験レッスンに誘導しましょう。
コツ4:効果測定をする
「チラシを見た」「ホームページを見た」など、問い合わせ時に必ず聞きましょう。
どの広告が効果的だったか分かります。
コツ5:継続する
1回やって終わりではなく、継続的に広告を出すことが大切です。
「あ、この教室、よく見るな」と認知されることで、問い合わせが増えます。
予算別おすすめプラン
予算ごとに、おすすめの広告プランを紹介します。
予算1万円〜3万円
自分でチラシを作って、近隣1,000〜3,000枚にポスティング。
または、Googleマイビジネスに登録して、定期的に投稿する(無料)。
予算3万円〜5万円
チラシ3,000枚 + Facebook広告(月1万円)
予算5万円〜10万円
チラシ5,000枚 + Google広告(月3万円)+ Facebook広告(月2万円)
予算10万円以上
チラシ10,000枚 + Google広告(月5万円)+ Facebook広告(月3万円)+ ポータルサイト掲載
まとめ:自分の教室に合った方法を選ぼう
広告は、「高いお金をかければ効果が出る」ものではありません。
大切なのは、あなたの教室に合った方法を選ぶことです。
- ターゲット層に合った媒体を選ぶ
- 予算に合ったプランを選ぶ
- 効果測定をして、改善を続ける
- 継続的に取り組む
最初は小さな予算から始めて、効果を見ながら徐々に予算を増やしていくのがおすすめです。
あなたの教室に、たくさんの生徒さんが集まりますように。応援しています!