はじめに
「Google広告って、難しそう…」 「お金がかかりそうで、手が出せない…」
そう思っている先生も多いと思います。
確かに、リスティング広告(Google広告)は、少し専門的で、費用もかかります。でも、正しく使えば、「ピアノ教室を探している人」にピンポイントで広告を届けられる、とても効果的な集客方法です。
この記事では、リスティング広告の基本から、音楽教室での使い方まで、初心者の先生にも分かりやすく解説します。
リスティング広告とは?
リスティング広告とは、Googleの検索結果の上部に表示される広告のことです。
どこに表示されるの?
例えば、「○○市 ピアノ教室」と検索すると、検索結果の一番上に「広告」と書かれた枠が表示されます。
これがリスティング広告です。
通常の検索結果(自然検索)よりも上に表示されるので、クリックされやすいです。
どんな仕組み?
- あなたが「○○市 ピアノ教室」というキーワードで広告を出す
- ユーザーが「○○市 ピアノ教室」と検索
- あなたの広告が検索結果の上部に表示される
- ユーザーがクリック
- あなたのホームページに誘導される
- クリックされた回数分、費用が発生
広告が表示されるだけでは、費用はかかりません。
クリックされたときだけ、費用が発生します(クリック課金)。
リスティング広告のメリット・デメリット
まず、メリットとデメリットを押さえておきましょう。
メリット
1. 今すぐ教室を探している人にリーチできる
「○○市 ピアノ教室」と検索する人は、今すぐ教室を探している人です。つまり、見込み客です。
こうした人に、ピンポイントで広告を届けられます。
2. 効果測定がしやすい
何クリックされたか、何件問い合わせが来たか、すべて数字で分かります。
「この広告は効果があった」「この広告はダメだった」と、明確に判断できます。
3. 予算をコントロールできる
「1日1,000円まで」など、予算の上限を設定できます。
使いすぎる心配がありません。
4. すぐに始められて、すぐに止められる
チラシと違い、すぐに広告を出せます。効果がなければ、すぐに止めることもできます。
デメリット
1. 設定が難しい
キーワード選び、広告文の作成、予算設定など、最初の設定が少し複雑です。
2. 継続的に費用がかかる
チラシは1回配れば終わりですが、リスティング広告は、広告を出し続ける限り、費用がかかり続けます。
3. 競合が多いと、クリック単価が高くなる
人気のキーワードは、クリック単価(1クリックあたりの費用)が高くなります。
メリット
- 見込み客にピンポイントでリーチ
- 効果測定がしやすい
- 予算をコントロールできる
デメリット
- 設定が難しい
- 継続的に費用がかかる
- 競合が多いと高くなる
リスティング広告にかかる費用
「結局、いくらかかるの?」という疑問にお答えします。
クリック単価の目安
「○○市 ピアノ教室」というキーワードのクリック単価は、地域や競合の状況によって変わりますが、だいたい100円〜300円程度です。
月額予算の目安
音楽教室の場合、月3万円〜10万円の予算が一般的です。
- クリック単価200円の場合
- 3万円 ÷ 200円 = 150クリック
- 問い合わせ率2%なら、3件の問い合わせ
- 入会率50%なら、1〜2人の入会
月3万円で、1〜2人の新規生徒が獲得できれば、十分元が取れます。
Google広告の始め方
実際に、どうやって始めるのか見ていきましょう。
ステップ1:Googleアカウントを作る
Gmailのアカウントがあれば、それを使えます。
ステップ2:Google広告にアクセス
「Google広告」と検索して、「今すぐ開始」をクリックします。
ステップ3:キャンペーンを作成
広告のキャンペーン(広告の単位)を作成します。
目標: 「ウェブサイトのトラフィック」を選びます。
ステップ4:キーワードを設定
どんなキーワードで検索されたときに、広告を表示するか設定します。
- 「○○市 ピアノ教室」
- 「○○駅 音楽教室」
- 「子ども ピアノ教室 ○○市」
- 「大人 ピアノ 初心者 ○○」
- 「ピアノ教室 安い ○○市」
地域名を必ず入れましょう。「ピアノ教室」だけだと、全国から検索されてしまいます。
ステップ5:広告文を作成
検索結果に表示される広告文を書きます。
【見出し1】○○市のピアノ教室
【見出し2】3歳から始められます
【説明文】楽しく学べる個人レッスン。体験レッスン無料!お気軽にお問い合わせください。
見出しは30文字以内、説明文は90文字以内です。
ステップ6:予算を設定
1日の予算を設定します。
例えば、月3万円使いたいなら、「1日1,000円」と設定します。
ステップ7:配信開始
すべて設定したら、「配信開始」をクリック!
これで、広告が表示され始めます。
効果を上げるコツ
ただ広告を出すだけでは、なかなか効果が出ません。
こんな工夫をしてみましょう。
コツ1:キーワードを絞る
「ピアノ教室」だけだと、範囲が広すぎます。
「○○市 ピアノ教室 子ども」のように、具体的にしましょう。
コツ2:除外キーワードを設定
「ピアノ教室 求人」「ピアノ教室 講師募集」など、生徒募集とは関係ないキーワードを、除外キーワードに設定します。
こうすることで、無駄なクリックを減らせます。
コツ3:広告文に「無料体験」を入れる
「体験レッスン無料!」と広告文に入れると、クリック率が上がります。
コツ4:ランディングページを最適化
広告をクリックした人が、どのページに飛ぶか(ランディングページ)も大切です。
トップページではなく、「体験レッスン申し込みページ」に直接飛ぶようにすると、問い合わせ率が上がります。
コツ5:定期的に見直す
1ヶ月に1回、広告の効果を確認しましょう。
- クリック率が低いキーワード → 削除
- 問い合わせにつながっていないキーワード → 削除
- 効果の高いキーワード → 予算を増やす
効果測定の方法
Google広告は、詳しいデータが見られます。
見るべき指標
- クリック数:広告が何回クリックされたか
- クリック率:表示回数のうち、何%がクリックされたか
- 費用:いくら使ったか
- コンバージョン:問い合わせや体験レッスン申し込みが何件あったか
- コンバージョン単価:1件の問い合わせを獲得するのに、いくらかかったか
コンバージョン単価が、月謝の1〜2ヶ月分以内なら、成功です。
自分でやる?プロに頼む?
「難しくて、自分ではできそうにない…」という方へ。
自分でやるメリット・デメリット
メリット
- 費用を抑えられる(広告費のみ)
- 自分で勉強できる
デメリット
- 最初の設定が大変
- 効果が出るまで試行錯誤が必要
プロに頼むメリット・デメリット
メリット
- 最初から効果的な広告が出せる
- 手間がかからない
デメリット
- 運用代行費用がかかる(月3万円〜)
最初は自分で、効果が出たらプロに
最初は小さな予算(月1〜3万円)で自分でやってみて、効果が出たら、プロに運用を頼むのも一つの方法です。
まとめ:リスティング広告は「見込み客」にリーチできる
リスティング広告は、費用はかかりますが、「今すぐピアノ教室を探している人」にピンポイントでリーチできる強力なツールです。
- クリック課金(クリックされた分だけ費用発生)
- 月3万円〜10万円の予算が目安
- キーワードは地域名を入れて具体的に
- 広告文に「無料体験」を入れる
- 効果測定をして、改善を続ける
「難しそう…」と思うかもしれませんが、一度設定してしまえば、後は月に1回見直すだけです。
まずは小さな予算から始めて、効果を見ながら徐々に予算を増やしていきましょう。
あなたの教室に、リスティング広告を通じて素敵な生徒さんが集まりますように。応援しています!